GP横浜の本戦に参加する事を昨年末に決め、今年の年始からマジックオンライン(以下MO)で練習をしていました。
使用するデッキはバーンと決め、様々なリストを試しながら自分に合って尚且つ環境に適しているモノを模索するという手段をとる事に。因みに試すリストはStar Sity Games(以下SCG)や海外のGPの上位入賞デッキ等を参考にしていました。

 しかし途中でラヴニカの献身が発売されバーンにも新たな新戦力カードを得、それまでの練習がムダになりかねない事態にも。追加されたカードは《批判家刺殺》と《燃えがら蔦》の2枚です。
《批判家刺殺》 に関しては、バーンの速度が変わりかねないカードで、《燃えがら蔦》は《破壊的享楽》を差し替えになるかならないかを考える程のカードです。
それらを使って先ず自分でリストを考えて使ってみた所…

土地20
クリーチャー14
スペル26

使い難い!
 これは構築が悪いのか或いはプレイングが悪いのか、現時点ではわかりませんでしたが今度はSCG上位入賞リストを試す事に…
なんかしっくり来ない!

更には《舞台照らし》を採用した赤単型もあったので赤単型も試したところ…
黒緑系デッキにクッソ弱くなった!
こんなデッキ使う位ならアークライトレッド使った方がはるかに強いわ!っと10ゲームで匙を投げました。
他にも赤黒もありましたが、リアルで《闇滑りの崖》を持っていない等の問題があった為テストはしていませんが、MOで赤黒と当たった際はボロスバーンと比べて《稲妻のらせん》の分赤黒に不利が付く感じでした。

 そして考えるべきは環境トップメタのイゼットフェニックス、《這い寄る恐怖》を手に入れた事によりバーンがより劣勢に立たされたドレッジ、回り方次第では踏み潰される緑トロン、環境に存在するコントロールデッキ代表青白コントロール等でしょう。
テストプレイ時では《燃えがら蔦》の分サイド後は特に不利はなかったイゼットフェニックス、這い寄る恐怖を考えて《頭蓋割り》の枚数を3未満にはしたくなくなったドレッジ。緑トロンはまあ勝ててますが、青白コントロールはプレイングと噛み合い次第で、そしてイゼットフェニックスのメタカードにもなりえる《燃えがら蔦》のおかげで余裕を持って勝てる相手となりました。

 しかし、着々と練習と試行を重ねている間に新たな問題が発生します。
ロンドンマリガンの発表!しかし実装か否かはミシックチャンピオンシップロンドン次第となりました…が、MOで4月10日から暫くの間先行体験できるという事に…いや待って?GP横浜は4月20日!
つまり、練習出来ない期間が10日間もある為直前ギリギリまで練るという事が困難になりました!

 タイムリミットが近づく中、これだと思うリストを作るも当たるデッキは何故かメタにも存在しないしおよそGPにも持ち込む人がいないであろうデッキ…。仕方なくリーグに潜ってみる事に、すると…

2-3!

勝ち越しすら出来ませんでした!

 弱いと感じた所を変えたところでタイムリミット、MOでロンドンマリガンが始まり練習出来なくなりました。
この時決まったリストはこちらです

土地20
3山
2聖なる鋳造所
1踏み鳴らされる地
4感動的な眺望所
4乾燥台地
3血染めのぬかるみ
3樹木茂る山麓

クリーチャー12
4僧院の速槍
4ゴブリンの先達
4大歓楽の幻霊

スペル28
4溶岩の撃ち込み
2批判家刺殺
4裂け目の稲妻
4稲妻
4焼尽の猛火
2頭蓋割り
4稲妻のらせん
4ボロスの魔除け

サイドボード15
2コーの火歩き
3流刑への道
2頭蓋割り
2灼熱の血
3安らかなる眠り
3燃えがら蔦

パッと見ではまとまったように見えるリストですが、しかしもっさり感は拭えずサイド後の固さも感じるリストでした。
リアルでも仕事やら色々あって大会に出られず、気になる所を抱えたままこのデッキで参加するしかないと諦め半分覚悟半分でリストに書き込もうとした所で友人のBさんから連絡がありました。

「バーンを回してみたやで^^」

Ω ΩΩ<ナ、ナンダッテー!?

 早速リストを細かく教えて貰い、次の日には一人回しを50回程した所、出ようと思っていたデッキでの懸念点が見事に解消されていました。しかし、若干のマナスクリューの不安要素はあるもののこれは悪くない感触!
サイドを1枚だけ弄った、そのリストはこちら!

 土地19
2山
2聖なる鋳造所
1踏み鳴らされる地
4感動的な眺望所
4乾燥台地
3血染めのぬかるみ
3樹木茂る山麓

クリーチャー13
4僧院の速槍
4ゴブリンの先達
1渋面の溶岩使い
4大歓楽の幻霊

スペル28
4溶岩の撃ち込み
4批判家刺殺
4裂け目の稲妻
4稲妻
2頭蓋割り
4焼尽の猛火
2稲妻のらせん
4ボロスの魔除け

サイドボード
2コーの火歩き
3流刑への道
1粉々
2頭蓋割り
1灼熱の血
3安らかなる眠り
3燃えがら蔦

 友人のBさんの言葉
環境的に《批判家刺殺》4の土地19推奨。むしろ《批判家刺殺》4にすると《稲妻のらせん》削るしかないから必然t系にデッキが軽くなって土地19になる。
《批判家刺殺》を4にしないなら土地20なのでこの構築は環境メタ。今の環境では長いゲームを出来るデッキが環境に多くない為《稲妻のらせん》は強くないので短期決戦重視。
 との事。
《燃えがら蔦》3に対して1枚だけ《粉々》を採用しているのは《燃えがら蔦》だと弱い或いは効きが悪いデッキ相手に1枚だけサイドインする場合に入れられる。
《流刑への道》は今まで2枚採用でしたが、今の環境だと確実に引きたいカードでもあるので3まで増やしました。
 1枚だけ採用の《渋面の溶岩使い》はダブると弱いけど1枚なら引きたい枠なので1枚採用の対クリーチャーデッキ兵器です。
それと自分は今まで《二股の稲妻》を2枚採用していましたが今の環境では弱い為、この前のデッキでも既に《焼尽の猛火》を4にしていました。

 最終的に一番スムーズに回った事と、もしかしたらとの感情と理によりこのリストにしました。
さあ、後は本戦を戦うだけです。目標は二日目。本戦の対戦に関しては明日またうpします。

 ここまで読んで頂きありがとうございました。また明日お会いしましょう。

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